
“世界へ行くチーム”のスタンス
『一つ悔いが残りました。』
ロボコン国際大会シンガポールに挑戦し、帰国後にチームBeyondと振り返り会を行いました。
その場で、同行されたお父様から最初にいただいた言葉が、忘れられません。
「一つ悔いが残りました。」
その“悔い”の正体は、大会当日に発表されるお題――サプライズミッションに、挑戦できなかったことでした。
この大会には、事前に提示されているミッションに加え当日出されるお題、サプライズミッションがあります。
当日にお題を出されると、場合によってはロボットの構造やプログラムをその場で組み替え、限られた時間で判断し続けなければなりません。普段では考えられないスピードが要求されます。
実際、大会中の私たちは上位に入れるか、このままかという状況でした。
だからこそ、サプライズに手を伸ばせなかったことを「悔い」として言語化できたこと自体が、世界へ行ったチームならではの感想だと感じました。
そしてこの話を聞いた瞬間、私の中で“スタンスの違い”がはっきりしました。
「世界へ行くチーム」は、ただ勝ちに行くだけではなく、“本当にやりたい事を行う”ことに価値を置いているのだと。
1位になったマレーシアのチームは「すべてできていた」と聞きました。
可能性を感じたら、どこを取りにいくかを迷わず決め、挑戦する。
その姿勢こそが、世界の基準なのだと思います。
もう一歩先のイメージを持ち、悔しさを次の成長に変えようとしているこのチームに、心から尊敬の気持ちを抱きました。
この経験は、絶対に次のチャレンジにつながると思いました。

全国3位になったので世界大会の常連のDotlabo卒業生と全国大会後記念撮影
練習はうまくいっても、本番にうまくいかない??
壁トレース(ロボを壁に沿って動かす技術)が、なぜか本番環境では壁に引っかかる。
練習ではうまくいっていたのに、いざとなるとうまくいかない――。
ロボコンでは、まさに“あるある”の現象です。
実際、同行した日本の小学生チームも同じことに苦しんでいたそうです。
光の調子や、コースの反射、材質などでロボの動きは大きく変わってしまいます。練習場所と本番の環境の違いでロボの動作が変わることはよくあります。
チームBeyondも、おそらくコースのライトが十分に照らされていない状況に遭遇しました。
普段は問題なく走れていた区間で、ロボが壁に引っかかり、想定通りに動かせない。
“いつも通り”が通用しない現場に直面した瞬間でした。

下の画面の中央、青と赤のボールこれは触れてはだめなのですが、今大会で初めて触れた瞬間がありました。
練習でも見た事のない現象でした。
色々ありがなら最後は完走!!とても安堵した姿を拝見できてうれしく思いました。
世界大会中の様子

お昼はみんなで食べることができたそうで、とても良かった。ただ、ご飯がまずい!?どろどろのスープなどが出されたそうです。
チームメンバーはお腹が空いていたのでどろどろのスープもおいしく食べたようです。
偏食だと大変な様で、偏食のメンバーはあまり食べられなかったそう。
日本食は本当においしいですね♪
写真:プログラムを試行中のBeyondメンバー
2日目、エキストラチャレンジ
エキストラチャレンジとは、全て当日公開のミッションです。
最初にコーチが集められます。全体にルールを話して、5分のコーチ会議があります。
ミッションの概要は英語で審判から説明されます。
国際大会なので、発表されるルールは英語で説明されます。
Beyondは自宅~特別練習でも英語を解読する練習もしていました。
『全体に英語で困ることは何もなかった聞いたときに理解はあまりできなかったけど単語などを話すと意思疎通ができた。』
Beyondメンバーはこう話してくれました。
とにかく楽しく他国のチームと接しているのが印象的でした。
ミャンマー人のコーチとの交流
ミャンマー人にミャンマー語で話しかけてきた。ビルマ語、長すぎて分からなかった。
記号のようなもので話しかけてくる。
ご観覧されたお父様にはビルマ語で話されたそうです。
これも多国籍な醍醐味でしょうか。
世界大会の楽しさ

全体を通して、感じたことはとても楽しいという内容。Beyondチームは英語と単語でどんどん交流をしていっていました。
『勝つとあれだけの楽しいステージに進めるのが分かった。』
『小学生の部で進めたのが良かった。』
『世界大会へ進んだ先にはとても充実感のある、何事にも代えられない楽しみが待っています。』
すごくすがすがしい顔ではなしてくれました。
また、マレーシアのチームは別格だったそうで国で強化合宿していたようです。
私たちDot.laboは日本にも大きくロボットプログラミングが普及し、数多くの強いチームができればいいと思っています。
そのため、『チームBeyond』のようなチームをこれからも数多く輩出していきたいと思っています。
最後に~多国籍なお土産~

Beyondが見せてくれた、いろんなチームからもらった多国籍なお土産です。
国際大会では自国のおみやげを交換するのが定番です。
この種類のお土産を集めるのはとても難しい!?
とってもレアなお土産たちでした。

報告会最後に記念撮影
二人ともまだまだ現役のDot.laboPythonクラス受講生、それもかなりプログラムが上手。
これからの活躍も楽しみにしています!






